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不動産と建築・内装のすみ分け

建築会社や内装会社が物件を持ってきたとかテナントを付けたと言う場合、不動産業者の多くは手数料が貸主・借主分全部自分の手に入ると思っている方も多いと思います。

私は建築の営業マンでもあり不動産営業マンでもあるので、両方の立場の意向が判るのですが、今の時代建築や内装と不動産との区別をすることはかなり難しい時代になったと思います。

以前なら、物件を持ってきたら工事を発注しますと言うのが当たり前でしたが、今は不動産と工事は別物ですと言うテナント企業が多くなったからです。

その理由はいくつかありますが、

まずは、居抜物件が多くなったことです。
居抜きの場合、テナントの内装仕様やレイアウトを良く知った内装業者が先に決まっていることがほとんどで、新築のように建物を設計し、申請を出して、本格的な工事をすることがなくなったため、建築会社や内装会社の出る幕がなくなったと言うことです。

次に、工事の価格を下げるべく入札や見積合わせするテナント企業が増えたことです。
今の時代、建築コストを下げる1番手っ取り早い方法はいろんな建築会社に競争させることです。そして競争させることがテナント企業の原則になり、特命で見積もりする機会が減ったと言うことです。

また、工事費用と不動産手数料を比較して、不動産手数料の方を得る方が会社メリットが大きい場合が多いと言うことも理由です。物件を紹介したけれど、内装工事費は300万円にしかならないなんてことも多々あります。工事利益が出たとしても30万程度のものです。仲介手数料なら100万円入るとすれば、明らかに100万もらっておく方が得するわけです。

結局、物件を持ち込んでも工事の発注がもらえないとか、赤字工事になってしまうということになりがちですから、建築会社も不動産手数料を得なければやってけないということなのです。

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テーマ : 店舗開発
ジャンル : ビジネス

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