プレナスの我孫子3丁目店(大阪市住吉区)の引渡や検査に立ち会ってる時、多くの通り掛かる方から
「いつオープンですか?」
と言う質問がありました。
中には、
「オープン日ぐらい書けばいいのに。」
と囁きながら歩いてる人もいました。
結構多くの人が開店を気にしているのでオープン日を書いておいた方が良いのではと進言しましたが、
「引渡後告にオープン日を掲示すると思いますよ。」
と言われたものの、未だ未告知です。昨日も何も書かれていませんでした。
ただ、告知してあまりに多くのお客さんが来ても困るので敢えてこっそりオープンを狙っているかもしれません。
混雑するとお弁当が出来上がるまでかなり待たなくてはいけなくなりますから。
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大阪市内では生活ゴミを集配の手間を省く為に地域の決まった場所に近所の人がまとめて置くことがあります。
マンションの場合はゴミ置き場の設置義務があるので住民はまとめて置きますが、昔からの家や小さな店舗は置き場がないため、地域で決めた場所に数軒のゴミがまとめて置かれます。
ある店舗がオープンする時、ふと店舗の直ぐ近くにゴミの置き場があったことに気づきました。
集配は午後になるので、ゴミの日は午前中にたくさんのゴミ袋が置かれて、どうも店頭のイメージが良くありません。テナントの方も気にはしていますが、こればっかしは別の場所にと言うわけにもいかないのです。もし、別の場所にするなら、地域で話し合って決めねばならず結構面倒くさい話なのです。

明日は消防検査があります。
建築の検査以上に重要な検査と言っても過言ではありません。
建物に関する多くの事故は消防上の問題で発生しています。
それだけに大きな事故が起きる度に消防の指導も厳しくなっています。
多くの火災事故は本来為すべき警報設備をしていなかったり、警報や消火の機能が失われていたり、確保すべき避難通路が失われていたりすることから起きています。
火災は本当に怖い事故で周りにも大きな迷惑や損害を与えます。
しかし、周りの被害を受けた方が基本的に火元の人に責任を問えないのが火災事故の面倒なところです。
家主さんによるテナント企業の選考基準は様々です。
家賃さえ良ければ文句ないと言う家主さんも居れば、一流の有名企業が良いと言う方もいますし、業種が気に入れば良いとか、経営者の人柄が良いからと言うこともあります。
リーシング業者としてテナント毎の特色や業界の動向、評判等は私の方から情報提供させていただくことにしています。
あくまで選定は家主さんの最終決断によります。
その選定の基準やデータを私は提供するだけです。
もし家主さんからどこが良いと言われれば私なりの意見は言わせていただきますが、その時の基準は長く営業してくれそうなテナントであり、条件であり、そして業界での評判や将来性であります。
安心して長く営業してくれる、そしてそのテナントに貸していることに満足いただけるよう私たちリーシング業者はサポートしなくてはいけません。
手数料が多いから家賃の高いところを薦めたり、どんなテナントでも良いからとにかく契約して手数料を稼ごうとする業者も多いことは確かです。
最悪、都市計画法や建築基準法に抵触し違法性があることがあっても契約を進める業者もいますからね。
不動産屋と言う稼業は世襲されていることがよくあります。
ビルをいくつか所有する不動産賃貸業を営む人は長年財産を運用して行くと言う意味で世襲は当然と思いますが、仲介業の中にも親父の仕事を息子が継ぐと言うことも多いようです。
よく不動産屋に行くと親父さんと息子さんでお店を営業しているのも見掛けますしね。
不動産の場合は家主と不動産屋の長年の付き合いがあって、マンションや駐車場を管理している看板を良く見ますよね。1度掴んだ管理の権利はなかなか手放せないのでそれをつないでいくためにも不動産屋稼業は継続せねばならず、ならば子供にと言うことになるんでしょう。
僕の知り合いの不動産屋の会長も親の代から引き継いだのですが、管理している駐車場が1000台にも及びこれだけで結構な収入になるそうです。
そしてこれにマンションの管理をしていると、仲介はあってもなくても良いと言ってました。
管理を他社に取られることが1番悔しいので、これをずっと守って行くことに1番気を遣うらしいです。
よく街中でそこら中に管理看板を挙げてる地元不動産屋に行くと態度のでかい親父が店番をしていることありますよね。地元の主のような顔してモノ言いますが、こういう不動産屋も地主あっての商売なんですからもう少し謙虚になればと思うこともあります。
そういう親父の姿を見てきて商売してるもんだから息子まで態度がでかくなってしまってることもあります。
先日、同業の方からアポがありお話を聞きました。
きっと愚痴を言いたくて私を誘ったんだと思いますが、その内容はドタキャンがあったことについてでした。
その経緯とは・・・
ある大型再開発案件のテナントゾーンにA社を紹介し、ディべ側と何度か交渉をしてきて仮契約を締結するところまで話が進んだとのことです。
ディべとの交渉にはテナントの社長も同席し契約書の案文についても摺り合せており、これはこのまま契約までいけると確信していたらしいのです。当然。社長が出てきて契約書の案文まで調整を始めてるんですからディべ担当もこのまま契約までと思うでしょうし、他の候補テナントとの交渉を辞めるでしょうし、会社へもこのテナントで決まりとの報告もするでしょう。
テナントの社長まで出てきて契約の話をするんですから疑いようもありません。
申込みしているテナントには出店サポートしているコンサルがおり、同業の方は一応そのコンサルを経由しての交渉をしていたようです。そのコンサルは私も知ってるコンサルで、その社長から申込したビルに出店したいテナントがいるから物件情報を調べてきて欲しいと依頼があったのが元々のスタートです。
仮契約も間近と思っていた矢先・・・・・「申し訳ないやっぱり出店できない。」とテナントが言ってきたと突然コンサルが連絡してきたそうです。
本人は「え?・・・冗談でしょ?まさか・・・いまさら・・・」と思ったようですが、取締役が承認せず会社として承諾が出なかったと言う結論らしいのです。
社長が承諾してるなら問題ないだろうと思いきや、このテナントは社長は雇われのお飾りで、実権は取りまきの取締役が握っている会社だっららしいのです。
ディべとは今まで良いお付き合いをさせてもらってたけれど、これを機会に干されるかもしれないと大変心配しており、その愚痴を言いたかったのでしょう。
立場的にはコンサルが本当はもっとしっかり意思を確認しておくべきだったはずですが、それを社長が言うからと鵜呑みにしていたところがこのトラブルの原因の1つでしょう。外見上、社長が承諾して動いているなら会社の意思と見てもおかしくないですから、コンサルだけを悪者にもできません。
代表者であるテナントの社長がきちんと事前に会社承認を取っていればよかったのにと言うところが1番の原因であることは間違いないです。
コンサルや社長を連れて月曜にディべにお詫びに行くらしく同業の方は週末は憂鬱だと言ってました。
ディべ側に立ってボロクソ怒ってやると言ってましたが、そんなことでは気は晴れないでしょう。
今後の取引きを今まで通り継続してくれるのかストップさせられるのか、そっちのことが1番悩みらしいです。